自由な風う歌12 永遠のみどりを

自由な風の歌コンサートも4回目(8,10,11,12)

今回はチェロの三宅さんが同じ仙台フィルクラリネット奏者ヤジンスキーさんと共に参加

アノトリオが力量が揃っていて素晴らしかった

1.林光:「裸の島」の主題によるパラフレーズ Vc:三宅進

2.ベートーヴェンピアノ三重奏曲 第4番「街の歌」

     P:崔善愛 Cl:ダヴィット・ヤジンスキー Vc:三宅進

3.ショパン:バラード 第1番 P:崔善愛

4.メシアン:鳥だちの深淵(「世の終わりのための四重奏曲」より第3楽章

     Cl:ダヴィット・ヤジンスキー

5.絵画「連作祭壇画 無主物」から

     絵:壷井明 

 バルトーク:ピアノ・ソナタSZ.80から第1楽章 P:崔善愛

6.自由な風の歌12合唱団 指揮&バリトン 飯村孝夫 

 P:崔善愛 パーカッション:高良久美子

林光(詩 腹民喜・林光):新 原爆小景 

             あるいは 平和の使徒たちの行列と死者たちの歌

 ・行列 ・貝の歌 ・永遠のみどり

林光:日本国憲法・はじめのことば(前文)/第9条

カタルーニャ民謡:鳥のうた カザルス編曲 北川フラム訳詞/林光編曲

「裸の島」の主題によるパラフレーズを三宅さんの演奏で聞くのは3度目

とても大切なレパートリーなのだなとわかる弾き方

切々と響いて、映画の情景が浮かび上がってくる

淡々と積み重ねられる人々の営み、それを断ち切る運命の非条理

子を失って嘆く母親の姿を思い出すと、自分自身に重なって切ない

「街の歌」はベートーヴェンにしては明るく、乗りやすい曲

三人の力量が釣り合っていて、掛け合いが見事! 聞き応えがあった

ショパンのバラードはさすがショパン弾きの崔さん、すごかった

メシアンは音源は持っていたけれど、ちゃんと聞いていなかったので新鮮

収容所で作曲されたというのも初めて知った

面白かったので翌日聞き直した

5番目のプログラムは福島原発事故がもたらした傷を描いた連作を映像として映し出し

バルトークソナタをBGMにみせるというもの

言葉と共に映し出されると絵のメッセージがより良く伝わって来る

合唱団は10年以上続いていると力量が上がってきているそう

初めて4部合唱に挑戦、新 原爆小景はなかなか難しいのだと言っていた

確かに言葉が聞き取れない時もあったがまずまずの仕上がりか?

ピアノ、パーカッションが入るのが良かった

鳥の歌ではチェロのソロもあった

鳥の歌の林光編曲版の訳詞が北川フラム氏

2週間前に高橋悠治さんの講演会で見た人だから、あら〜とびっくり

世の理不尽さに被害を被る人々がテーマだったと思う

どうしようもないと嘆くのではなく

過去から学び、

「それを良しとしていない」と意思表示する事の大切さを感じたコンサートだった